35Super Slim outer tubeについて

細い35フォーク用のアウターチューブはどーなった!

アウターチューブの図面モザイク
モザイクで見えない図面

割と本気で多数の問い合わせを頂いているこの35パイ用アウターチューブ。

今年度中に量産予定とか1月にいってただろ!もう7月だぞ!

とのお叱りの声が聞こえてくるので、大幅に予定が遅れている理由と現在までに決まっている内容をお伝えしたいと思う。

そもそも35Super Slim outer tubeってなに?

商品紹介のところにずーっと前から乗っているこのフォーク、一体どんなもんかっていうと、ハーレーのショーワ製35パイのアウターチューブで、ハンバーガードラムとか片ハブドラムを35パイにかっちょよくつけようぜ!って物である。

スーパースリムアウターの取り付け写真

こんな感じ。現在もお客さんが元気に乗っているので、まともな写真が撮れない…

もともとこれらのドラムブレーキは33.4だか33.5とかの太さを持つ初期型ナローフォーク用のドラムなんだけど、この33.4フォークが新品部品がない、構造が弱い、ついでに強度も弱いと現代の事情で使うにはちょっと不便なものだった。

また長いインナーチューブも現在では生産していなくて、ちょっと長くしたいなんて事になるとシコシコと中古パーツを探すしかない状態で、見た目はいいが着けるのもそしてつけた後も大変って代物だ。

そんな理由からこのアウターチューブの設計・製作が始まる。

ただし、そこで性能が本来のショーワ35パイのフォーク以下になったり、強度がないとかオイルが漏れるとかでは意味がない。

また取り付けにあたって交換部品が大量にあるとかそれでもやっぱり厳しい。
可能な限り純正部品と互換性をもたせ、且つ性能もスポイルせず作るとなるとクリアしなければならない課題が多い。

でもこんな課題をなんとかクリアして試作品は完成、現在も元気に走っている。

試作品ができてるんであれば、もうちょっとで量産可能だろ?

と、思う人も多いだろう。
実際、基本的な設計は終わっているんで、簡単っちゃ簡単なんだが、量産となるともう一つの壁が立ちはだかる。それはコストの問題である。

試作品は当然であるが単品製作であるためこのコストの部分はあまり考える必要がない。だがしかし量産となると流石にコスト度返しってわけにはいかなくなる。今この問題とそして、初期試作品で見えてきた欠点を改良しつつ、量産に向けて着々と準備中である。

33.4のアウターとスーパースリムアウターの比較

ちなみに左が本物の33.4のアウターチューブ、右が今回のスーパースリムアウターチューブの表面処理前の太さである。
これだけ見ても如何にこのアウターチューブが細いかわかっていただけるだろう。

現在決まっている仕様

てことで今現在決まっている仕様を箇条書きしてみる。

  1. 使用できるブレーキはハンバーガードラムか片ハブドラム
  2. 付属する部品は専用のアクスルシャフト、オイルシール、ダストシール、スライダー等
  3. 取り付け可能なフォークは1975年から1983年の初期ショーワ35パイのみ。1984UPのフォークにも対応したかったが、社外品に欠品が目立つことから初期型のみとした。
  4. ドラムブレーキ用の完成品と何もついていなく、表面処理も行っていないカスタム用も製作予定

で、肝心の値段何だけど本稿を書いている段階ではまだ未定となっているが、今月末にはそれとなくお知らせができるかも…しれない。

ともかく7月末までには量産型の試作品ができる予定なので、他の仕様や値段についてはそれ以降にお知らせとさせてください。

ってことで、全く動いてないように見せてなんとか進んでいるこのスーパースリムアウターチューブ。お届けまでもうしばらく待っていただければ幸いです。

よろしくお願いします!

終わり!

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP