ブレーキフルート交換の勧め

久しぶりのブログ更新であるが、今回は啓蒙活動である。

用務員は割と酸っぱく2年に一度程度はブレーキフルードの交換をお勧めしている。何故か?
それは交換しないでそのまま乗っていると後で手痛い出費につながる事があるからである。

今回はそんな手痛い出費になってしまったあるブレーキの修理模様と一体なぜ出費につながるかを珍しく写真多めでお送りしよう。

ブレーキオイル?それってビールより有効なんか?

などと思っている方に送ろう。

何年も交換しないとこうなる

FLH後期のブレーキローター

今回ばらしたのは確か80年以降のFLHについていたこのやたらデカイブレーキだ。ご覧のように16″のホイールが隠れるんじゃないかってぐらいでかいローターを持つ。ちなみに厚さも

ブレーキローターの横。1cmぐらいの厚みがある

威風堂々の厚みである。
キャリパーが写っていないが、キャリパーもでかく2ピストンであり、重量はハーレー純正のディスクブレーキとしては最重量で、持ってみてもくっそ重い。

この車両、個人売買で買ってから気ままなオーナーの性格そのままで全くの乗りっぱなしだったが、いよいよブレーキが引きずってしまい今回の修理となった。
ってことでまずはキャリパーをばらしてみよう。

FLH後期リアキャリパーの中身

ご覧のように力強く汚い…

ブレーキフルードに水がまじり、他にもよーわからんカスが沢山詰まっている状況でこれではピストンの動きが渋くなり引きずりの原因となる。

ともかく状態すら見えないのできれいきれいするよ。

ブレーキキャリパーの内面研磨後

とりあえず洗って、軽くホーニング。
洗っても黄ばみが落ちない。そして研磨しても黒い点々が沢山残っている。これはブレーキフルードに結露とかそんなので入った水がアルミを犯した後だ。

これを完全に取るとなると相当大きく削らないといけないので、段がある程度とれたら良しとする。ここからオイルシールが入る部分だけは更にきれいにしていく。
もしここでもっと派手に侵されていたらキャリパー交換である。

ともかくここからピストンもきれいにして組んでいくよ。

マスターシリンダーは更に逝っていた

ここまでやったらブレーキホースの洗浄。ともかくエアだのクリーナーだの使ってなるべくきれいにしていく。(この作業は無駄に終わる。後述)
で、マスターシリンダー

マスターシリンダーのリザーバータンク内

ひゅーーーーー!!!!!

一体どこからやってきたのか知らんが(多分ブレーキオイルの成分がなんかで結晶化するんかな?)たっぷりと招かれざる客が張り付いているぜ!
これもまたしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしkそっっっsきれいにしていくよ!

ちなみにピストンは

もはやなんの部品か判別不能だろこれ。

当然ゴムから何から何まで新品に交換である。この後マスターシリンダー内をホーニングしてきれいにしていくんだけど、マスターシリンダーのブレーキフルードの戻り穴がこのカスのお陰で完全にふさがっており、開通させるのにえらく苦労した。

この戻り穴は踏んで送り込んだブレーキフルードがマスターシリンダーから帰ってくるところで、これがふさがっていると送り込んだオイルが帰ってこない=ブレーキがききっぱなしとなる。引きずっていたのもここが主な原因だろう。

頑張った!俺頑張った!

がしかし、最後に落ちが待っていた。

ここまでやって万全だろーー!と思って全て組み込みブレーキフルードを突っ込んでエア抜きしようと持ったんだが、どーやってもエアが抜けない…どーしてもだ。

どーもブレーキライン内のゴミが取り切れなくてエア抜きがうまくいかないっぽい。こうなるとあんな長いホースのゴミを完全に書き出すのは不可能、つまり交換となる。

最後に

いかがだったろうか?

ブレーキオイルの交換をしないとここまでの作業が必要となり、克つ部品もそのままつかっていれば相当な年数を使えるホースすら交換しなければならないような事態になる。

もちろんオイルを交換していても必ずそのうちマスターやキャリパーのオーバーホールは必要になってくる。だがしかしここまで手間がかかることは無いし、もっとさらっと終わる。

って事で、せめて車検毎にブレーキオイルは交換しようね!ケンチョッパーでは車検の時に交換をお勧めしているけど無理強いはしない。あくまでのオーナー任せであるが、このブログを読んでついでに頼もうと思って頂ければ幸いである。

って事でおわり!

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