作業気分度:激甘
と、近所のおじさんが訪ねてきた。なんでも半年前まではエンジンはかかっていたものの、ここ最近の春の陽気に誘われて、砂浜までのって釣りに行こうと思ったらエンジンがうんともすんとも言わないらしい。
カブならタフだし、ちょっと整備すれば動くようになるだろうと専門外ながら近所の好ってのも手伝って修理するために引き取りにいったら…
ヤマハのメイトやんけ!しかも2スト!
もちろん大好物である!こいつは熱いぜ!って事で早速修理に取り掛かる!
まずはプラグ外してみるとどーも新品に交換した直後なんで、多少ガソリンかオイルで濡れていたが、きれいに拭き取り。
ガソリン入れ替えてコックをダダ流れモード(PRIって書いてある場所。こいつは負圧式コックなんで、キャブに負圧がかからないとガソリンコックはONにならない。今回のようにガソリン抜いたとかそんな場合のためにこのダダ流れモードが大体の負圧コックにはついているよ)にいれてキックを踏むとかかったかかった!
でも、ニュートラルだと結構ふけるんだけど、ギヤ入れてここ最近ビール飲みすぎて軽量化に失敗しているこの用務員めが乗ってると全く進まない…てかエンジンが全くふけあがらない。
こりゃ思いの外重症かなって感じでキャブをバラすことに。その前にエアクリーナーボックス外すんだけど、エアフィルターがついてない…
もしかしたらこれで砂浜走っていたんかなとますます不安が増していく。で、
キャブをばらしていく
何これ・・・
へんな配線もついているし、オイルポンプ可動用のワイヤーだろうか、そのへんが出入りしていてハーレーのなーーーんもないキャブに慣れ親しんだ用務員の心を…鷲掴みにする!こりゃ楽しみ!
こっちを掴み、
へーこーなってるんだー
とか
おおーすげーなこれー。どやってついてんだー?
とかブツブツ言いながら(遠巻きにまたこいつやってるよ…って感じで親方が見ているが無視)ばらしていくと
はい!汚い!しかもなんか微妙にさびてる?つーかこれでなんでエンジン掛かるのかわからんし、なんでオーバーフローしないんだろ?恐るべしビジネスバイク!で、
汚いのはまぁいいとして、写真じゃ分かりづらいかもしれないけどかなり砂が入っている。
まだよく見ていないけど、この辺が原因で色々詰まってるのかもしれんね。
なにはともあれ流石に今ついている部品だけでは修理が出来ないので、YMAHA純正部品を頼んで(こいつは2002年式と新しくまだまだ普通に部品が出る。さすがYAMAHA)部品待ちの状態に。
ともかくエアクリーナーってかなり大事なんで、できる限りつけようね
終わり!